こんにちは!イメージコンサルタント武道です。
先日、骨格診断の簡易セルフチェックの記事書かせていただき、たくさんの反響をいただきました。
「自分がどの骨格タイプかわかりました!」「自分の骨格タイプは知っていたのですが、なぜそのタイプと診断されたのかを知ることができました!」など、骨格診断のセルフチェックで納得いただけた方が多くいらっしゃいました。
その一方で、「結局どの骨格タイプかわからなかった」「プロに診断してもらった結果と違った」など、骨格診断のセルフチェックで余計混乱してしまった方もいらっしゃいました。
「骨格診断のセルフチェックではわからない」と思う、気持ちはとてもわかります。
なぜなら私も、骨格診断を学ぶ前は同じように「わからなかった」からです(๑•̀ㅂ•́)و✧
では、なぜ、自己診断ではわからないのか、解説していきたいと思います。
自己診断ではわからない理由を解説するまえに、まず骨格診断の基礎知識について知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
- セルフ骨格診断でわからない理由【1】比較対象がない
- セルフ骨格診断でわからない理由【2】先入観がある
- セルフ骨格診断でわからない理由【3】特徴がミックスする
- セルフ骨格診断でわからない理由【4】経験がない
- セルフ骨格診断でわからない場合の対処
- まとめ
セルフ骨格診断でわからない理由【1】比較対象がない
骨格タイプの特徴がわかりやすく見られる方は、セルフチェックでもすんなり回答できると思います。
9割セルフチェックの項目が当てはまれば、ほぼそのタイプと思って問題ありません。
ただ、やはりセルフチェックの項目にピッタリそのまま当てはまる方と、どっちか微妙だなという方どちらもいらっしゃいます。
例えばこちらの質問はどうでしょうか。
手(手首から指まで)の大きさの特徴は?
【A】 | 身長や体の大きさの割に手が小さい |
---|---|
【B】 | 身長や体の大きさとバランスのとれた手の大きさ |
【C】 | 身長や体の大きさの割に手が大きい |
よく周りの方に「手が小さいね!」と言われている方は、すぐに【A】と回答できるかと思いますが、事前に他人の評価がない状態でこの問いに直面した時、自分の手が大きいのか小さいのかわかる方は少ないと思います。
もちろん、女性と男性で身体の特徴は異なるので、異性からの意見はあまり参考になりません。
もしセルフ診断をする場合は比較対象として、同性のお友達やご家族など、複数人で集まって診断してみると、回答の精度が上がります。
それでも数人の中での比較のため、データとしての正確性はそこまで高くありません。
集まったメンバーがみんな手の小さい方たちばかりだったら、その中で一番手が大きい方は【C】という回答になりますね。
もしかしたら、みなさんが【A】という回答になる場合も考えられるので、誰かとの比較だけで診断するのは難しい場合もあります。
セルフ骨格診断でわからない理由【2】先入観がある
セルフ診断をする方の多くは、骨格診断について知っている方です。
その場合、事前にそれぞれのタイプについての知識があります。
それぞれのタイプの特徴を知ったあとで、自分のいつも着ている服と照らし合わせ「私はこのタイプ」と固定観念を植え付けてしまう場合があります。
いつも着ている服のチョイスは「この人みたいになりたい」「顔の雰囲気にあわせて」「自分の体型を隠したい」など様々な理由が考えられますが、いつも着ている服の雰囲気は骨格診断とはなんの関係もありません。
童顔の方は「ふんわりとした可愛らしい」装いをしていることが多いですが、実は「シンプルでフォーマル」が得意なストレートタイプだったということもあります。
ちなみに私が診断した方でも数人いらっしゃいました。
このように普段の雰囲気と本来の骨格タイプとのミスマッチを起こしている方はセルフチェックで誤診する場合がありますのでお気をつけください。
「このタイプだ!」という先入観もそうですが、「このタイプだけはない!」という先入観も診断をする上ではNGですよ。
消去法で選択してしまうのも正しい診断方法とは言えません。
次の情報を知識として取り入れてから「セルフ診断」をした方は要注意かもしれません。
ストレートタイプ
すっきりシンプルなファッションが得意
◎:シンプルシャツ、ジャケット、Vネックニット
△:パフスリーブ、オフショルダートップス、タートルネック
ウェーブタイプ
華やか・ソフトなファッションが得意
◎:ブラウス、カーディガン、パフスリーブ、オフショルダー
△:シャツ、Vネック、タートルネック、ハイネック
ナチュラルタイプ
ゆったりカジュアルなファッションが得意
◎:シャツ、ロングカーディガン、オーバーサイズニット
△:パフスリーブ、胸の開きが深いトップス
セルフ骨格診断でわからない理由【3】特徴がミックスする
きちんと特徴を見分けられて、各パーツの項目に対して正確に回答できたとします。
すべての項目で同じタイプの特徴にチェックがついた方の骨格タイプはわかりやすいです。
ただ、様々なタイプの項目に偏りなくチェックが入った場合、骨格タイプがミックスしている場合が考えられます。
「上半身がストレートタイプ」の特徴が強く「下半身はナチュラルタイプ」の特徴が強いというようにうまくミックスしている方もいれば、パーツごとにミックスされていることもあります。
ただ、ミックスという診断結果はなく、3タイプのどれかに必ず分類されます。
セルフ診断の場合は、この見極めが難しく、どういう基準で結論を導き出せばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
また、骨格タイプの特徴がミックスしていない場合でも本来の特徴が強く現れていない方もいらっしゃいます。
「ストレートだけど体つきにメリハリがない方」「ウェーブだけど身体のラインにやわらかさがない肩」「ナチュラルだけど、フレーム感が弱い方」など骨格の特徴はひとりひとり様々です。
特徴が弱い場合はセルフチェックで誤診する方も多いと思います。
このように特徴がミックスしている方、特徴が強く現れていない方は、セルフ診断で結論を出すのは難しいと言えます。
セルフ骨格診断でわからない理由【4】経験がない
セルフ診断ではわからないという要因で大きいのが「経験がない」ということ。
骨格診断士は資格を得るまでに何百という人の身体を触診しています。
もちろん骨格診断士になった後もさらに、たくさんの人を診断しています。
その経験があるからこそ、相対的にみて、「この特徴はこのタイプ」と見分けがつきます。
もちろん、その人が着ている服や趣味嗜好に診断結果が左右されることもありません。
また、触診の診断結果で、特徴がミックスされていた場合や特徴が強く発現していない場合でも、「アイテムを合わせる」ことで最終的な結論を導き出すことができます。
ポイントとなるのは「質素材感」と「重心」です。
アイテムを合わせていくことで、どのタイプの「素材感」がしっくりくるのか、またどこに「重心」があると身体のバランスが良いのかを慎重に判断していきます。
この診断方法は、客観的な視点が必要になるため、なかなかご自身でのチェックは難しいですし、それぞれのタイプのお洋服を持っていないこともありますよね。
セルフチェックで特徴がミックスした場合は一度プロに診断してもらうことをオススメいたします。
セルフ骨格診断でわからない場合の対処
答えを一つ前の章で言ってしまいましたね(;・∀・)
自己診断で疑問を感じたら、やはりプロに診断してもらいましょう!
「わからない」を「わからないまま」にしておくと、ベストアイテムと出会える機会が減ってしまう可能性があります。
自分がどの骨格タイプなのかを理解していると、「この服は買うべき!」という判断がつくので、お買い物の失敗が減り、一期一会のお洋服との出会いを大切にできます♪
もし、関東近くでお探しの場合は当サロンでも診断を受け付けてますのでご相談ください。
観光地にあるサロンということもあり、関西や北陸からのお客様にも来ていただいております!
診断に興味の有る方はお問い合わせください。
まとめ
セルフの骨格診断ではわからない理由について書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
自己診断の場合、客観的な視点が大事です。
変に先入観をもたず、できれば誰かと比較しながら診断をしてみてください。
骨格タイプの特徴がしっかり出ている場合は自己診断でもどのタイプかわかります。
まずは自己診断をしてみたいという方は、骨格診断の簡易セルフチェックのページをチェックしてみてください。
ただ、特徴がミックスする場合や特徴が出ていない場合は診断が難しいので、自己診断じゃわからないなぁと思ったら、骨格診断士に相談してみてくださいね。
もちろん、セルフ診断の答え合わせがしたいという方もプロに相談してみましょう。
私のサロンの場合は、お洋服の似合わせ方のアドバイスや理想の女性になるためのファッションアイテムもご提案させていただきますので、今後のお洋服選びを楽にしたい方は診断ご予約ください(^^)
診断に興味の有る方はお問い合わせください。
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